【イベントレポート】 AI導入における評価とコミュニケーション 〜正解のない調整をどう推進するか〜 を開催しました

2025年11月11日(火)、株式会社RECEPTIONIST 代表取締役兼代表執行役員CEO 橋本真里子氏をお招きし、オンラインイベント「AI導入における評価とコミュニケーション 〜正解のない調整をどう推進するか〜」を開催しました。

本ウェビナーでは、AI導入をテーマに

  • 組織体制と推進の進め方
  • 期待値設定と効果測定
  • 人事評価・360度評価へのAI活用
  • 感情と事実のギャップをどう伝えるか

といったポイントについて、両社の具体的な取り組み事例を交えながら議論が交わされました。

橋本氏からは、クラウド受付システム「RECEPTIONIST」など3プロダクトを展開する中でのAI活用や、360度評価コメントの要約など評価業務へのAI活用事例が紹介されました。一方、小島からは、AI導入を成功に導く組織体制のパターンや、CAIO(Chief AI Officer)設置の重要性、そして「既存業務の効率化」ではなく「事業モデル・業界構造の変革」を見据えた投資の考え方が共有されました。

ディスカッションの中では、

  • 「AIがこう言っているから」ではなく、自分の知見や価値を乗せて提案できる人材が評価されること
  • 評価フィードバックは、客観的な事実をベースにしつつ、感情は補足的に伝えると伝わりやすいこと
  • 組織の中で、AIが客観的な視点を提供することで、議論の幅が広がり、ストレス軽減にもつながること

など、AI時代における“人と組織”のあり方についても、多くの示唆が示されました。

本イベントは、全5回シリーズの第3回として開催されたものです。
次回は、12月3日(水)12:10より、トヨタコネクティッド株式会社 川村将太(しょーてぃー)氏をお迎えし、「AI実践編」として、より具体的な活用事例や社内展開の工夫についてお届けする予定です。

ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。次回以降のご参加も心よりお待ちしております。

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